スマートシティ・産業安全向けの音響センシング

街の音を、場所と時間の
わかるデータに

CUSMOSは、従来の自動測定所より小型で低コストのAI音響センサーを、街路や工場の各所に細かく設置します。音の種類、発生場所、時刻、発生頻度を自動で記録し、行政の判断材料や住民への情報として使える形で残します。

導入・実証
  • 自治体3団体と購入契約
  • 始興市の実証で、設置地域の騒音苦情が約60%減少(※)
  • 韓国電力公社 PoC
  • 特許3件

※ 始興市ペゴッ地区、設置地域に限った数値(2025年12月〜2026年6月)。取り締まりは行わず、観測と案内だけで運用した結果です。

制御室で制御盤を確認する制服姿の係員(大阪、イメージ写真)
情報

お知らせ

この項目でわかること実証と契約の最近の動き

01

課題

この項目でわかること騒音の苦情は多いのに、原因を判断できる記録が足りない

日本では、2024年度に全国で受け付けた公害苦情のうち、騒音がもっとも多くなっています。韓国でも同じ傾向です。一方で、いつ、どこで、どの音が原因で起きたのかを判断できる記録は、ほとんど残っていません。そのため、取り締まりの対象や防音施設の設置場所、時間規制は、根拠が少ないまま決めることになります。

典型7公害に占める騒音の割合(日本)
39.5%日本 2024年度。典型7公害47,622件のうち騒音は18,811件で最多(全国の公害苦情は66,931件)。出典は『日本の統計2026』17-10表、資料は公害等調整委員会「公害苦情調査」
環境苦情に占める騒音・振動の割合(韓国)
46.5%韓国 2024年、環境苦情の種類で最多
人が直接測る騒音測定地点の割合(韓国)
96.6%韓国 全国1,828地点のうち1,766地点
自動測定所1か所の受け持ち範囲(韓国)
半径500m韓国 2022年 大田(テジョン)の自動測定網事業。設置費用が高い据置型の測定所

※ 2段目以降は韓国の統計と事業資料の数値です。日本の状況を示すものではありません。

02

機能

この項目でわかることセンサー内で音を分析する仕組みと、6つの機能

音はセンサーの中で分析するため、すべての音をサーバーに送る必要はありません。

項目内容
リアルタイム検知人手をかけず、24時間休みなく測定します。
位置推定音が発生した位置と方向を計算します。
AI分類捉えた音の種類を、センサー内のAIで分類します。
エッジ処理センサー内でAIの推論を行い、結果だけを送ります。
マルチモーダル映像など別のセンサーと組み合わせて判断します。
データ分析蓄積した記録を、地域別・時間帯別に分析します。

技術ページで詳しく見る

エッジAI音響センサー本体
エッジAI音響センサー本体
03

仕様

この項目でわかること測定方式、電源、データ量を、条件とあわせて示します

エッジAI音響センサー

項目内容条件・備考
測定方式マイクアレイで音を捉え、センサー内のAIで分類します。マイクの間隔は、対象の音と設置場所に合わせて決めます。
分類対象二輪車、クラクション(警笛)、工事音、設備の異常音分類精度95%以上は、始興市の実証で目標達成が報告された数値です(2025年 最終報告書の基準)。
位置推定音が発生した位置と方向を計算します。精度と評価条件は確認中
電源太陽光パネル一体型設置方向や日当たりの条件は確認中
設置先CCTV支柱、車両検知システムの支柱など既存の設備取り付けの可否は、現地調査で確認します。
1日あたりのデータ量原音を送り続けた場合は2.76GB。必要な音だけを送った場合は147MB(約95%減)16kHz・16bitモノラルの原音を基準にした計算値です。原音の5%と分析結果だけを送ると仮定しています。通信費の実際の削減率は、料金プランや運用条件で変わります。

外形寸法・質量、通信方式は確認中です。確認でき次第、掲載します。

携帯型超音波カメラ

項目内容条件・備考
画面7インチディスプレイ—
連続使用時間2時間以上使用条件は確認中
センサーマイクアレイ、カメラ、温度センサー—
機能音響映像の録画、音声出力—
04

設置

この項目でわかること既存の支柱に取り付ける方式と、工事・手続きの条件

項目内容条件・備考
設置場所CCTV支柱、車両検知システムの支柱など、既存の設備使える既存設備があるかを、事前に確認します。
電源太陽光パネル一体型のため、電源工事の負担を減らせます。日当たりなどの条件は確認中
取り付け方法既存の支柱に取り付け、測定を始めます。支柱の状態は現地調査で確認します。
工事期間確認中期間は案件ごとに変わります。
必要な許可・手続き確認中始興市の事例では、市の承認を受けてから設置しました(最初の承認期間は2025年12月1日〜2026年2月27日)。

通信方式は確認中です。

導入前に確認したいこと

  • 設置場所と、利用できる既存設備があるか
  • 対象とする音(二輪車、工事、警笛、設備の異常音など)
  • 記録を誰が、どの画面で確認するか

設置の前に、現地で音の環境と既存設備を確認します。

05

運用

この項目でわかること通知、記録、報告の流れ

項目内容
01管制への通知映像と一緒に管制室へ通知し、記録を残します。
02カメラ連動異常音が発生した位置にもっとも近いカメラを、その方向へ向けます。
03記録の確認地点別・時間帯別の騒音記録を、画面で確認できます。
04苦情対応苦情対応のレポートを作成します。
05施策への活用蓄積したデータから生活騒音の指標を作り、施策の効果を評価します。
06運用サポートCUSMOSが、記録の見方と運用の進め方をサポートします。対応の範囲と期間は確認中です。
管制画面の例(サンプルデータ)
管制画面の例。表示しているのはサンプルデータです。
06

導入の流れ

この項目でわかること相談から運用サポートまでの4段階

段階内容
STEP 01ご相談設置場所と解決したい課題をお聞きします。CUSMOSの担当者がメールでご連絡します。
STEP 02現地調査音の環境と、取り付けに使える既存設備を確認します。
STEP 03設置既存の支柱に取り付け、測定を始めます。
STEP 04運用サポートCUSMOSが、記録の見方と運用の進め方をサポートします。

※ 上記は一般的な導入の流れです。期間と担当は案件ごとに変わるため、ご相談の際にご案内します。

07

導入事例

この項目でわかること数値ごとに、対象の範囲と条件を示します

始興市ペゴッ地区の車両検知用支柱に設置したCUSMOSの測定装置
始興市ペゴッ地区の車両検知用支柱に設置したCUSMOSの測定装置。看板の韓国語は「二輪車騒音測定 試験運用」の意味。実証現場で撮影
自治体・始興市

始興市ペゴッ地区 二輪車騒音の実証

二輪車の騒音苦情が繰り返し寄せられていた地区に装置を設置し、騒音の原因と時間帯を記録しました。

設置規模
4か所、装置4台(車両検知システムの支柱)
承認期間
2025年12月1日〜2026年2月27日(最初の承認)
設置地域の騒音苦情
約60%の減少2025年12月〜2026年6月
音の分類精度
95%以上目標達成の報告2025年 最終報告書の基準
風・雨の条件での性能
約88%気象条件ごとの運用を確認した結果
騒音レベルの換算基準距離
5.5m距離に応じて騒音レベルを補正するための基準

※ 苦情の減少は設置地域に限った数値です。2026年9月に始興市から口頭で確認を得ています。観測と案内が住民の行動変化にどこまで寄与したかは、別途分析中です。

実証の詳細を見る
泰安火力発電所の現場に設置した音響連動CCTV
泰安火力発電所の現場に設置した音響連動CCTV
公共機関・韓国電力公社

泰安火力発電所 音響連動の安全管理

発電所の現場で、既存のCCTV管制に音の情報を加えた場合の効果をPoC(概念実証)で確認しました。その後、音響連動CCTVシステムを開発して納品しています。

納品先
韓国電力公社
監視の死角
30%減少PoC(概念実証)での結果
イベントの検知率
25%向上PoC(概念実証)での結果

このPoCの結果を受けて、設備の異常を詳しく確認するリアルタイムの超音波映像システムも開発しました。

PoCの詳細を見る

導入・連携機関

  • 始興市

    自治体

  • 春川市

    自治体

  • 麟蹄郡

    自治体

  • 범부처통합헬스케어협회

    府省庁横断統合ヘルスケア協会

    協会

  • 光云大学校

    大学

  • 又石大学校

    大学

  • 강원국방벤처센터

    江原国防ベンチャーセンター

    公共機関

導入機関の一覧は導入事例のページで確認できます。

08

会社概要

この項目でわかること会社の基本情報

項目内容
社名CUSMOS Inc.(韓国法人)
代表者代表取締役 イ・チャンウ
所在地大韓民国 江原特別自治道 春川市 江原大学キル1 208-1号
事業内容エッジAI音響センサー、音響データの分析、スマートシティ・産業安全向けの導入システム
知的財産特許3件、商標1件

沿革、特許・商標、チーム、アクセスは会社情報のページにまとめています。

09

よくあるご質問

この項目でわかること導入前によく寄せられる質問と、回答の条件

センサーはどこに設置しますか。

既存の支柱などに取り付ける設計です。条件は04 設置の表をご覧ください。

電源はどうなっていますか。

電源工事の負担が少ない方式です。詳しくは03 仕様の「電源」の行をご覧ください。

通信量やプライバシーはどう扱いますか。

音はセンサーの中で分析し、サーバーには分析結果と、事象が起きた瞬間の原音だけを選んで送ります。音を常時送り続けることはありません。通信量の計算条件は03 仕様の「1日あたりのデータ量」の行をご覧ください。

どの種類の音を分類できますか。

対象の一覧は03 仕様の「分類対象」の行にまとめています。

工場や発電所などの産業現場でも使えますか。

はい。発電所での実績は07 導入事例をご覧ください。産業現場ごとの条件は、事前の現地調査で確認します。

設置までに、どんな確認が必要ですか。

現地調査で、音の環境と既存設備を確認します。導入前に決めておきたいことは04 設置の「導入前に確認したいこと」をご覧ください。

始興市の実証は、どのような条件で行われましたか。

設置の規模、期間、数値ごとの条件は07 導入事例の表にまとめています。

携帯型超音波カメラは、どんな場面で使いますか。

設置されたセンサーが異常を知らせると、点検者がこのカメラを持って現場に向かいます。設備の映像の上に、超音波が出ている場所を色で重ねて表示します。

ほかのご質問は、お問い合わせフォームからお送りください。

窓口

資料請求・
お問い合わせ

この項目でわかること導入の検討と、資料請求の方法

設置場所と解決したい課題をお知らせいただければ、構成案をご提案します。ご連絡はメールで差し上げます。